定義:占術とは統計と確率で、将来起こり得る事象を、前もって考察

する科学である。しかしながら当たらなければ全く意味がなく、当たるなら何故・・が問題である。

人生ナニが起きるか判らないとはよく言ったものでして。
変化が多くて先が読めません。 ありえない展開は韓流ドラマのようです。

決まってしまった運命というものは無いと思います。
ただ、選択肢が狭まっているという状況はあると思います。

占術というものがあります。これは確率論で100%というものではないと思います。
気学・人相・手相・天源術・易・・全て先人が過去から学んで未来を推察し、学問を、よりよい人生を生きる手段にしようというところから 出たものだと思います。

実は、僕は占術が得意で、趣味で占断していた時、知り合いの人から結婚について占って欲しいと言われたことがありました。

・・これがとんでもない事になるとはこのとき知る由もなかったのでした。

当時、占いはこっちも趣味だったので、ビールをしながらの話になります。
『状況はこちらで推察するので、当たってたら言ってくださいね。これから過去に起きたことを言います。その当たっている確率の分だけ
未来が予想されると思うよ。あはは。気軽に聞いてね♪』
『それは許されない恋愛ですね。状況がわからないのでナンとも言えないけど・・社内恋愛ならご法度の状況・・それとも相手の親が、
君との交際を反対しているという状況が伺えます。』

彼の顔が一瞬、こわばりました。
『相手も悩んでいる状況が伺えますね。』
・・だんだん話しが進むにつれ、彼の顔が真顔になってきます。
『ここまで話した分で、当たっている分だけ未来があたってると思われます。』
彼の顔がこわばってます。・・(そんな恐い顔すんなよ)
『君は、結構近い時間に転勤を命ぜられるね・・。遠距離恋愛になり、彼女も熱がさめ、多分そういう状況になるかもしれない。
アドバイスすると、早いうちにこの話をまとめたほうがいいような気がするね・・』
彼は『わかった』と言い。急いで帰っていきました。
・・(おいおいこれでいいのかよ、まだ全部言ってねえぞ)・・。

ここからが恐怖の序章だったのです。このときはまだ脳天気なしぇんしぇいは気づいてはいなかったのでした。

何ヶ月かして、その間も趣味で相談は受けていましたので、先の相談の事はすっかり忘却の彼方に消えていました。
とある日曜日、年の頃は27歳前後の女性が現れまして『恋愛の相談なんですが・・』
いつもの興味本位の質問だと思っていましたので
『はいはい、相手が現在ナニを考えているかまで当てますよ・・笑』
『現在、交際している男性がいますが、迷っています。』
これは本気だな・・と思った僕は質問してみたくなりました。
『彼と今後どうなるか・・を知りたいのですか?現在迷っている貴女はどうしたいのですか?』
『彼とは先日、結納が終わったんです。』
これを聞いて、この占断はやめました。

『占いというのはあくまで迷った時の判断材料なんですよ。断るのでしたらもっと前に断るべきで、状況がそこまで進んでいるなら
占いに頼るのはやめたほうがいいですよ。』
たぶん、仮に占っても本人にその気がないのですから良い占断などでるはずもありません。

この女性は納得して帰っていきました。

さて、当時僕は相談者が目の前に座っただけで質問事項と判断がだせるように勘を研ぎ澄まそうと思っていました。
そんなある日、1年前に相談に来た男性から結婚の招待状が届きました。
僕は お〜♪ と思い参加したのでした。

ここでびっくりしたのが、相手の女性は見覚えのある、僕が占断を見送った その女性だったのです。

僕がナンと言ったらいいのか、変な顔をしていたのでしょう。
花婿さんが近寄ってきて『センセ 占いが外れましたね』
僕は・・ナンと言ったらいいのか。
『あれから、実は、新潟に転勤命令が出たんです。断りました。』
彼はクビ覚悟で転勤を断ったんだろう。運命というか、何かのエネルギーの歯車は破局のほうへ進んでいたんですね。
彼は、彼女の親を説得し、転勤をしたら破談になると言われていたので、転勤を断り、運命を変えようとしたのです。
それでも彼女は悩んでいた、あのとき、何も知らないで占っていて、「この恋愛はやめたほうがいいと思います」と占断していたら、
この結婚はなかった。

彼は占いの結果を変えたぞと言わんばかりに・・にこにこしながら言っていましたが。
状況がわかった僕は
『充分 当たっているんですけど・・。』・・ちいさく言いましたが、それよりも・・

この結婚を邪魔するような運命というかエネルギーというか、この世の中には、
人の人生を左右する何かのポテンシャルがあるようです。
それはいろんな者を巻き込んで、ある一定の方向へ作用するように働くようです。
僕も知らずにその歯車の中に巻き込まれていたのでした。

これ以来、人の運命にかかわるのは止めようと思っていたのですが。
気が変わりました。
これで人の運命が良いほうに変われば良い事です。
人はそれぞれ自分の信じる道を進め、・・です。

計るは人であり、それを成すかどうかは天が決める事だと思います。その中で自分の最善を尽くすべき事が人の務めなのだと思いました。

占術について多角的考察